学校行事
2025/06/13 ふるさと教育「全島一周」
2025年6月1日(日)、ふるさと教育の一環として、利尻高校の生徒たちが「利尻島一周悠遊覧人G」に参加しました。生徒たちは、53.7kmコース(参加38名、完走21名)、14.1kmコース(参加4名、完走4名)、そしてボランティア活動(7名)の3つの部門に分かれて、それぞれの目標に挑みました。
今年は場所によっては強風が吹いたものの、一日を通して暖かく、ランナーにとって走りやすい絶好のコンディションとなりました。中には暑さを感じる生徒もいる中で、完走率は55.2%を記録し、半数以上の生徒が最後まで見事に走り抜きました。
完走した生徒からは、「自分の足で利尻島を一周して、改めて利尻の大きさや雄大さを実感できた」「地域の方や島外の方と励まし合いながら走ることができた」「利尻の自然の綺麗さを改めて実感できた」といった声が聞かれました。この経験を通して、生徒たちは利尻島の魅力や地域の方々の温かさに触れ、郷土愛や醇風剛健の精神を育む貴重な機会となりました。
今年は、昨年まで実施していたオリジナルドリンクに代わり、ランナーに向けた応援メッセージ入りのカードを配布しました。カードを受け取ったランナーからは多くの感謝の言葉が寄せられ、作成・配布した生徒たちも「作ってよかった」「感謝の言葉をいただけて嬉しかった」と、活動を振り返る良い機会となりました。
また、商業科閉科記念として、商業科の生徒がデザインを考案した「ゆたかアメ」を配布しました。ランナーの皆さんからは「ありがとう!」「こんなにもらって良いの?」といった感謝や驚きの声が多く聞かれ、商業科の生徒たちも「作ってよかった」と活動を振り返り、ランナーとの交流を深める素晴らしい機会となりました。
本校のふるさと教育「全島一周」の実施にあたり、保護者の皆様には、ボランティア活動や沿道での温かい応援など、多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また、悠遊覧人G実行委員会をはじめ、大会運営に携わられたすべての皆様に、重ねて感謝申し上げます。
今大会では、2年A組の入井綾花さんが、53.7kmコースにおける中高生女子の部で優勝し、悠遊覧人G実行委員会から表彰を受けました。また、閉会式では、53.7kmを完走した3年A組の下江咲笑さんが代表挨拶を務めました。
利尻高校は、今後も利尻の魅力を島内外に後世まで伝えられる生徒、利尻を愛し誇りに思う気持ちと広い視野を持つ生徒、そして未来をたくましく生き、地域の創生・発展に貢献する生徒を育む「ふるさと教育」を積極的に推進してまいります。
◎53.7kmコース 校内1位(男女別)
〇男子1位 1A 天内 颯斗 7時間18分51秒
〇女子1位 2A 入井 綾花 7時間09分08秒
生徒の様子についてはこちら→R7_第23回利尻島一周悠遊覧人G【生徒の様子】.pdf
令和7年度 島内事業所見学会実施
5/23(金)に、2学年の生徒を対象した事業所見学会を実施しました。
当日は、「利尻町役場」「利尻町立沓形保育所」「ホテル利尻」「利尻町ウニ
種苗センター」をそれぞれ訪問見学し、様々な職員の方々から、仕事の
やりがいなどについて説明をいただき、職場環境や仕事内容等に関する
理解を深めることができました。
「利尻町役場」
「利尻町立沓形保育所」
「ホテル利尻」
「利尻町ウニ種苗センター」
体験後の生徒の振り返りでは、
「利尻の発展を支えてくれている人たちが、身近にたくさんいることを
改めて実感できました。」
「まだまだ地域社会や仕事に関して、知らないことがたくさんあることを
再認識できました。」
など、住み慣れている馴染みのある場所・景色でも、そこで働く人たちの
様子に触れたことで、地域社会で生きていくということに対して、
新しい発見が多くあった様子で、学びの多い大変貴重な機会となりました。
改めまして、ご協力いただきました各事業所関係の皆様には、深く感謝
申し上げます。
1学年 利尻島観光体験(ふるさと教育)
5月22日(木)1学年は「ふるさと教育」の一環として、地域を知ることを目的に「利尻島観光体験」に出かけました。1学年生徒16名全員で観光バスに乗り、利尻島を一周する授業を行いました。
学校を出発し、最初に仙法志の利尻町立博物館を訪問し、その後御崎公園、オタトマリ沼、姫沼を巡り、最後には沓形岬公園を観察して学校に戻ってきました。
博物館では利尻島の歴史や利尻に生息する動物などについて学びました。野外観察では自然豊かな利尻島を体験することができました。
さらに、沓形岬公園では、利尻島で唯一この場所でしか咲かないというクロユリを見ることができました。
今回の観光体験により、実際に利尻島の良さ五感で感じることができ、生徒たちにとってとても良い経験になりました。
令和7年度 中高合同学問研究ガイダンス実施
5/9(金) 本校を会場に、「中高合同学問研究ガイダンス」を実施しました。
利尻高校生の他に、利尻中学校・鴛泊中学校・鬼脇中学校の生徒たちも加わり、
島内の中高生最大117名が参加する大規模な進路行事となりました。
午前の部である「模擬授業体験」では、道内の大学・短大11校、専門学校7校
から講師をお招きし、様々な分野で上級学校の学びに触れることができました。
どの講座も、中高生が楽しく、わかりやすく学べる内容で、先生方との対話や
実習・実験を通して多様な分野の深い学びに触れ、新たな価値を創造することに
つながったようです。
※模擬授業体験の当日の様子については、以下の添付ファイルをご覧ください。
午後の部では、体育館でブース形式による「進学相談会」を実施しました。
進学先を決めるために重視するポイントや学生生活の様子、入試制度など、
最新の学校情報について説明いただき、生徒たちはみな真剣に耳を傾けていました。
この他にも、公務員試験対策セミナーを実施するなど、充実した内容の進路
行事となりました。さまざまな分野の学びの内容やその先の仕事の意義を知る
ことで、職業選択の幅を広げるとともに多様な視点を持てるよう、今後も生徒
たちのキャリア発達を支援していきたいと思います。
交通安全・防犯教室
4月22日(火)4校時に交通安全・防犯教室が行われました。
講師として沓形駐在所所長の太田 貴之様に来校いただきました。講演では、自転車利用時のヘルメット着用の重要性や、闇バイトの怖さ、オンラインカジノの違法性など身の回りにある様々な危険性について学ぶことができました。
最後には、生徒会長の長谷川君と教員代表の竹内先生による交通安全宣言が行われ、交通安全について宣誓を行いました。
「奨学金等進学修学資金ガイダンス」を実施しました
4月19日(土)に、日本学生支援機構のスカラシップアドバイザーとして、
札幌中央倫理法人会専任理事の 稲村 優貴子様をお招き、全校生徒及び保護者
を対象に、表記ガイダンスを実施しました。
進学の際にかかる費用や、奨学金の種類や制度の概要、返済方法と奨学金の
適格認定についてなど、様々な観点で理解を深めることができました。
生徒たちにとって、将来のお金のことはなかなか想像しずらい部分もあり、
制度があることは知っていても、内容については、今回の説明で初めて認識
することも多くあったようです。
今回のガイダンスを受けて、学びたいという強い気持ちを経済的な理由で諦
めることなく、一人ひとりの自己成長や、キャリアの多様な選択肢の確保に
つなげられることを期待しています。
授業参観・PTA総会
4月19日(土)に授業参観・PTA総会が行われ、多くの保護者の方々に参加していただきました。授業参観では、実験や対話形式など、様々な形式の授業が行われました。生徒たちは、多くの保護者の見守る中、集中した姿を見せてくれました。
午後にはPTA総会が行われ、25名の保護者の参加がありました。昨年度の決算や今年度の予算案の他に、会則の変更や昨年度のPTA役員の紹介もありました。
今年度は、その他にも奨学金等進学資金ガイダンスと登山用品説明・予約販売が行われました。奨学金等進学資金ガイダンスでは、講師の稲村 優貴子さんから進学後の日本学生支援機構の奨学金についての説明がありました。登山用品説明・予約販売会では、6月に行われる利尻岳登山に向けて多くの生徒や保護者が相談に訪れていました。
新入生歓迎会
4月9日(火)には5、6校時に体育館にて新入生歓迎会が行われました。
質問タイムでは、生徒会長自らが新入生に「高校で楽しみにしていること」などの質問をし、早く利尻高校の一員になれるように盛り上げてくれました。
新入生代表の長森さんは、歓迎会を開いてくれた生徒会や上級生たちに感謝の言葉を述べました。
入学式
令和7年4月8日(火)に本校の体育館にて入学式が行われました。
厳かな雰囲気の中、新入生16名が鳥毛浩二校長から入学を許可されました。
式の中で、新入生代表の近江さんは「これからは、利尻高校生としての自覚をもち、すべてに全力で取り組んでいきます。」という力強い宣誓を行いました。
最後は保護者も交えた記念撮影が行われ、全校生徒で新入生の入学を歓迎しました。
2025/03/01 令和6年度卒業証書授与式を挙行しました
青い空に、くっきりと白く美しい利尻山が映える今日、25名の卒業生が利尻高校から巣立ってゆきました。
1年の宿泊研修で礼文島に行き、快晴の中トレッキングをしたこと、
2年の時の利尻山登山は雨が降っていてどろどろで大変だったこと、
3年の時の学校祭では仮装パフォーマンスでストーリー仕立てのダンスを披露し、島民から拍手喝采だったこと。
25人のかけがえのない高校生活は終わりましたが、ここからは大海原への旅立ちです。
みなさんの未来が今日の利尻山のように光り輝いてくれることを 職員一同、願っています。
卒業おめでとう!
2025/02/18 子どもふれ合い体験学習(沓形保育所)
本日は沓形保育所のご協力のもと、高校生と幼児の「子どもふれ合い体験学習」を実施しました。保育所では、幼児の皆さんを前に絵本の読み聞かせやダンスを披露、ジェスチャークイズをして楽しく交流するとともに、一緒に積み木遊びをするなど子どもたちと自由に遊ぶ時間もありました。普段は小さい子どもと接することがない高校生も、積極的に近寄ってくれる幼児に照れながらも笑顔で遊ぶ様子が印象的でした。今回の体験学習は、乳幼児や子育てへの理解を深めるとともに保育の重要性について考える貴重な機会となりました。ご協力いただいた沓形保育所や利尻町教育委員会など関係者の皆さまに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
2025/01/29 進路体験座談会を実施しました
本日、6時間目に総合的な探究の時間の集大成として、3年生が中心となって「進路体験座談会」を実施しました。5つのブースに分かれて、進路が決定した3年生の経験を1・2年生に伝えるとともに、質問にも答えました。今年からは、発表系形式ではなく座談会形式としてより先輩と後輩が近い距離で会話できるようにしました。3年生の進路体験を聞いて、1・2年生が具体的な進路活動を始めるきっかけになってくれることを期待します。
また、3年生は来週から家庭学習期間に入ります。大学入試に向けて学習する人や新生活の準備をする人などさまざまですが、体調管理に気を付けて有意義な期間にしてほしいと思います。
2025/01/20 冬休みが明けて授業が始まりました!
冬休みが明け、本日から学校に活気が戻りました。朝から各クラスでは元気な声が聞こえ、久しぶりのクラスメイトとの再会を喜んでいるようでした。冬休み中は大きな事故もなく、全校集会では生徒たちの元気な様子を見ることができ、安心しました。3月の修了式まではあっという間ですが、最後のまとめの期間として有意義に活用してくれることを期待します。また、3年生は登校期間があと2週間となりました。今月末には3年間の集大成としての進路探究発表会があります。これまで進路に向けて取り組んできたこと、後輩へのアドバイスをしっかり伝えてくれることを期待しています。
2024/12/25 明日から冬休みに入ります
本日、冬季休業前の全校集会を行いました。利尻高校は、明日から1/19(日)まで冬季休業期間となります。冬季休業ではありますが、進学講習(利高塾)や部活動に忙しい生徒もいます。また、3年生にとってはいよいよ大学入学共通テストが間近に迫っています。一人ひとりにとって、かけがえのない充実した25日間を過ごし、冬季休業明けには元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。(写真は、全校集会と各クラスのHRの様子です。)
2024/12/17 沓形小と利中で体育の交流授業を実施しました
本校の3年普通科の選択授業として「生涯スポーツ」という保健体育科の科目があります。この科目を選択している生徒8名が、近隣の沓形小学校と利尻中学校を訪問し、一緒にスポーツを通して交流しました。
沓形小学校の5・6年生との授業では、「ボッチャ」という競技を一緒に楽しみました。「ボッチャ」とは、1番最初に投げた白いボールを目標として、どれだけ近くに自分のボールを投げられるかという競技で、パラリンピックの正式種目に採用されています。最初の挨拶から進行、競技のルール説明など全てを高校生が担当し、教師役として模擬授業を実践しました。最初はお互いに緊張していましたが、一緒にゲームをすることで笑顔も増え、ゲームは大いに盛り上がりました。
利尻中学校では2年生と一緒に「ゴールボール」をしました。「ゴールボール」は、目隠しをした状態で鈴の入ったボールを投げ合い、ゴールを多く決めたチームが勝利という、パラリンピック特有のスポーツです。鈴の音を頼りにボールの動きを読む競技のため、試合中は静寂が求められます。中学生にとっては初めて体験するスポーツで、目隠しをして行うスポーツにとまどいもありましたが、高校生の説明をすぐに理解して積極的に行動してくれました。
今回の交流授業では、高校生が初めて体育の授業を運営しました。この日の授業のために生徒は、小学生と中学生に伝わりやすい表現の方法やスムーズな進行について話し合いながら準備を進めてきました。当日はとまどう場面もありましたが、臨機応変に対応するなど学ぶことが多い機会となりました。この度の交流事業にご協力いただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
2024/12/11 沓形小交流授業を実施しました
本日は、高校から一番近い小学校の沓形小学校から1年生7名が高校に来てくれました。これは昨年度から始まった交流授業で、3年生の選択科目「フードデザイン」において、高校生と一緒に「白玉だんご」を作るなどして交流しました。白玉だんごを一緒に食べたあとは、高校生が考えた「おやつクイズ」をしました。高校生からは、「おやつを食べる時は、時間と量を決めて砂糖や油をとりすぎないようにしましょう。」というお話がありました。短い時間ではありましたが、今回の交流を通して一緒に作る楽しみと体に負担をかけないおやつの摂り方について考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。(高校生は、沓小1年生のかわいらしさに終始癒やされていました!)
1207 カルタ大会を実施しました
12月7日にカルタ大会を実施しました。
全校生徒が19チームに分かれ、そこに教員チームを1組加えた、計20チームで試合を行いました。
試合はトーナメント形式で、合計3回戦行われました。どの試合でも、札が読み始められると空気が引き締まり、誰よりも早く取ろうと集中する様子が見られました。
一日中集中して試合に臨んでいましたが、終わった後にはまたすぐにカルタをやりたいと言う声も聞かれました。
今回、地域のカルタ教室「あまつ風」様より、詠み手として2名の方に協力していただきました。ご協力ありがとうございました。
2024/11/08 一日体験入学を実施しました
11月8日に一日体験入学を実施しました。今年は利尻中学校15名、鴛泊中学校6名、鬼脇中学校2名の計23名の生徒が来校しました。
最初に利尻高校の生徒会執行部がスライドを使って高校の行事について説明しました。中学生は真剣に聞いており、入学後に自分たちも参加できることが楽しみな様子でした。
校内見学のあとは、英語と社会の体験授業を受けました。特に英語では洋楽の歌詞から仮定法を学ぶ活動に活動に取り組み、高校生と一緒に楽しく参加している様子などが見られました。終了後のアンケートでは、「歌の歌詞から文法を学べるのが楽しかった」など、今後の勉強のモチベーションにもつながりました。
今年もたくさんの中学生に参加していただき、無事終了することができました。改めて中学生の皆様、引率された先生方、ご参加ありがとうございました。
【進路】「しごと発見フェア2024」に参加しました
11月14日(木)、宗谷総合振興局が主催する『てっぺん宗谷deおしごと
発見フェア』に本校1年生がオンラインで参加しました。
世の中にはどんな企業があり、具体的にどんな仕事をしているのか、
働くとはどういうことなのか、実際に現場で働いている人から話を聞く
ことで、職業理解を深めることが目的です。
今回は、「(株)豊富牛乳公社」「ユーラステクニカルサービス北海道
北部風力送電株式会社」「北海道エアポートサービス稚内事務所」の
3つの企業から、仕事のやりがいや求める人材などについて説明を受
けました。
厚労省が公表する統計では、高卒3年以内の離職率は実に35%
前後で推移しています。そのような現状がある中、高校教育の中で
いかに職業ミスマッチを減らすことができるか、今後も地域や企業
と連携を図りながら様々な取り組みを実践していきたいと思います。
【進路】「島内企業勉強会」を実施しました
11月6日(水)、本校体育館を会場に『令和6年度島内企業勉強会』を
開催しました。今年度は、例年以上に多くの企業様にご協力をいただく
ことができ、当日は全20社のブースが設置され、生徒らは希望する
3つの企業の勉強会に参加しました。
実際に働いている方々と本校生が対面でコミュニケーションを取る
ことができる貴重な機会で、質疑応答の場面では生徒の積極的な姿勢
が見られました。今後も利尻の将来を担うであろう本校生の、地元
就職のさらなる促進と定着に向け、地域と連携した取り組みを推し進
めてまいります。
【ご協力いただいた企業様】
公務員系 |
利尻町役場、利尻富士町役場、利尻礼文消防事務組合消防署 自衛隊旭川地方協力本部、宗谷総合振興局、北海道警察 北海道開発局稚内開発建設部、海上保安庁稚内海上保安部 |
民間企業 |
日本郵便株式会社、株式会社セノン、稚内信用金庫 株式会社サッポロドラッグストアー、利尻自工株式会社 株式会社テクノス、株式会社中田組、利尻電業株式会社 DCMニコット株式会社、ハートランドフェリー株式会社 株式会社souplesse |
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詳細は以下の資料をご確認ください。
本校3年生長森朝君がデザイン・
製作を担当してくれました。
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