利尻のフォトブックを作製しました

<高校生の地元愛がつまったフォトブック> 

3年生の「観光ビジネス」という授業の一環で利尻の魅力を集めたフォトブックを作製しました。山や海、植物、お祭りや食べ物など高校生の視点で選んだ利尻島の日常の良さを1冊の写真集にしました。特に若い世代の皆さんに『地元愛』を高めてもらうねらいがあります。利尻高校生と利尻島内の中学生の皆さんに届けさせていただきます。もし、島を出ることになっても、末永く手元に置いていただけると嬉しいです。

フォトブック表紙フォトブックP1

フォトブックP2フォトブックP3

キッズイベント「オール利尻」を実施しました

 11月23日(土)に島内の小・中学生を集めたキッズイベント「オール利尻」を実施しました。このイベントは、利尻島の魅力である人と人との温かいつながりを子どもたちにも広げたいという思いで実施しました。企画を担当したのは利尻高校商業科3年生の6名です。午前中は校舎全体を使った「100分間鬼ごっこ」、昼食は利尻産のタコを使った「タコカレー」をみんなで食べ、午後からは「謎解き宝探し」と「ドッジボール」を楽しみました。司会進行や誘導など全てを高校生(ボランティア含め合計15名)が担当しました。

開会式じゃんけん列車

 今回のイベントに参加してくれた小・中学生は合計54名。鬼ごっこでは高校生の鬼が追いかけてくるたびに逃げ回ったり、隠れたりとても楽しそうでした。高校生はケガにつながらないよう配慮しました。昼食のカレーの調理も高校生が担当。約100人前のカレーを作るのに苦労しましたが、子どもたちが喜んで食べてくれていることろを見ると達成感がありました。

鬼ごっこ

 謎解き宝探しでは、学校も学年もバラバラな子どもたちでグループを決め、校内の各教室を巡って利尻島に関するクイズやなぞなぞを解き、宝を見つけてゴールを目指しました。最後の企画、ドッジボールでは、小・中・高校生が一緒にプレーを楽しみました。特に小学生はすばしっこく、ボールを受け止めたり、惜しくもアウトになったりするたびに歓声が起こっていました。ともに楽しい1日を過ごした仲間との思い出が一人ひとりの心に残ってくれたら嬉しいです。

 今回の企画や準備、運営を通して高校生は多くの気づきを得ることができました。やってみなければわからないことがたくさんあり、実際には当日もたくさんのハプニングがありましたが、臨機応変に対応し、全体としては大成功のうちに終わることができました。この企画に参加してくれた小・中学生の皆さん、保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました。

最後の利高商業フェアが終了しました

 今年で第11回を迎える利高商業フェアを10月26日(土)に無事終えることができました。今年は利尻町交流促進施設「どんと」を会場として開催し、200名を超えるお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございます。

 今回の利高商業フェアに向けて、4月から準備を始め、今年のテーマをどのように設定するか、テーマに沿ったどのような商品を仕入れるか、過去に売れ行きの良かった商品は何かなど、全てを生徒が主体となって活動してきました。今年は、特に2年生と3年生の合同授業を数多く設定し、対話を重ねることを重視して運営してきました。販売実習会直前になると、商品の検品や値札貼り、POPの作成などやらなければならないことが山積みで、放課後の時間も使って準備をしながら一生懸命取り組みました。当日は、開店前からたくさんのお客様が並んでくださり緊張しましたが、開店後は笑顔でお客様に商品の説明をするなど精一杯のおもてなしを心がけました。

 自分たちの力で販売会を運営してみると、実際にやってみなければ発見できないことも多く、生徒にとってとても良い経験となりました。また、ここまで利高商業フェアを続けてこられたのは温かく支えてくださった利尻島の皆さまのおかげです。会場に足を運んでいただき、「頑張ってね!」と暖かい励ましをいただいたいたことは、今年の生徒だけでなく、過去の商業科の卒業生の心の中にしっかりと残っています。

 今回をもちまして、利高商業フェアは最後となりました。長い間、利高商業フェアにご理解・ご協力・ご支援いただき、誠にありがとうございました。商業科生徒、教職員一同、心からお礼申し上げます。

 

 また、北海道新聞様が記事にしてくださいました。こちらからご覧ください。

ブログ

商業科

2024/10/24 第11回利高商業フェアについて

 10/26(土) 10:30~14:00 利尻町交流促進施設 どんと にて、第11回利高商業フェアを開催いたします。能登半島地震の被災地から仕入れた商品や、懐かしさを感じる商品、過去に販売した人気商品など、様々な商品をご用意しました。

 来年度の商業科閉科に伴い、今年度で最後の開催となります。この機会にぜひお越しください。生徒、教職員一同、皆様のご来店をお待ちしております。 

 

 

2024/09/13 北海道商業教育フェアで販売実習を行いました

 今年で13回目を迎える「北海道商業教育フェア」が、新札幌のサンピアザ1F光の広場にて開催されました(9/13~9/14)。全道から20校が集まり、日頃の学習の成果を発揮して自校開発商品や地元の特産品を販売しました。

 本校からは2年生が参加し、利尻産のだし昆布やふりかけ、とろろ昆布などを販売しました。やはり「利尻産」というブランドが強く、おいしさを知って下さっている方からの人気が高いことがわかりました。また、初めての商品でも、生徒の商品説明を聞いてお買い求め下さるお客様も多く、やりがいを感じる瞬間がたくさんありました。今回の販売実習で得た経験を10/26(土)の利高商業フェアに活かしていきたいと思います。

 この度、「北海道商業教育フェア」に参加できたのは利尻町様、利尻富士町様からの支援のお陰です。改めて、町民の皆様にお礼申し上げます。貴重な経験をありがとうございました。

【生徒の振り返りより】

2024/05/22 利尻在住のYoutuberの方に講義をしていただきました!

 突然ですが、みなさんはYoutuberの「あやぱん」さんをご存じですか?利尻の沓形港の目の前で「CHICO GARAGE」というお店を経営されているのが、「あやぱん」さんこと、張閒綾さんです。張閒さんは、数年前から利尻の観光地やイベントを紹介する動画をたくさん投稿されていて、利尻のために!という熱い思いで活動されています。今回、縁あって利尻高校の商業科の生徒に向けて観光についての講義をしていただきました。

 ベルギーや香港など海外で生活されていた経験から、海外のトイレ事情(トイレが有料の国もあるそうです!)や日本でおなじみのラーメンが1杯3,300円!もすることなど、実際の写真を見ながら、日本と海外の比較について興味深いお話をしていただきました。

 また、香港では店名などに「北海道」とつくものが多く、北海道という地名自体がブランド化されていることや、最近話題になっているオーバーツーリズムに関する問題など観光について学ぶことがたくさんありました。今日の講義の内容を今後の授業に活かしていきたいと思います。張閒さん、この度は、貴重なお話をありがとうございました。心からお礼申し上げます。

 最後に、張閒さんから高校生に向けたメッセージを紹介します。

  ~未来ある高校生の皆さんへ~

   ●挑戦することだけは、恐れないで下さい。

   ●挫折しても経験です。

 

 

2024/01/23 高校生主催のかるた大会を実施しました!

 商業科の3年生が作成したオリジナルかるたを使ったかるた大会を12月16(土)に開催しました。参加してくれた小学生は21人で、目標にしていた20人を達成することができました。当日の準備と運営はすべて生徒が担当しました。床に敷くカーペットの手配から参加賞の買い出し、受付の準備、トーナメント表の作成など限られた時間でやることがたくさんありましたが、分担しながら何とか当日を迎えることができました。

 大会は3人1チームで低学年と高学年に分かれて対戦。時折歓声が上がるなど白熱した戦いが繰り広げられました。今回作成したかるたは利尻の自然や歴史、食文化をもとにしているので、「食べたことある!」「行ったことあるよ!」という会話をしながら楽しく遊べたことが大変良い思い出となりました。

 かるたが完成するまでにかかった期間は9ヵ月間。作成に関わった生徒は6人。全員で協力し、読み札の文章やイラストを何回もやり直しながら試行錯誤してやっと完成できたので、とても愛着のある作品となりました。その作品を使って小学生が楽しんでくれたことは高校生にとって大きな喜びであり、達成感を味わうことができました。今後も各小学校に寄贈する「利尻かるた」で児童の皆さんが楽しく遊んで、利尻のことにもっと興味を持ってくれることを期待しています。

 最後に、申し込みをしてくれた小学生の皆さん、高校までお子さんを送迎をしてくださった保護者の皆様、カーペットの借用に関わってくださった利尻町教育委員会の皆様、本当にありがとうございました。

2024/01/22 沓形小学校でパソコンを教えてきました!

 12/11(月)に、利尻高校の1・2年生が沓形小学校に行ってきました。目的は、商業科の強みであるパソコンのスキルを活かし、小学生のうちから身に付けて欲しい入力方法について授業を行うためです。

 高校1年生6名は3年生の授業を担当。指を最初に置く位置を確認したり、すばやく効率の良いホームポジションを意識した入力方法を一緒に練習しました。また、タブレットのアプリを使って言葉で会話をするときは、投稿する時も、見るときも誤解のないように落ち着いて伝え合うことの大切さを話しました。

 高校2年生6名は4年生を担当。ホームポジションの練習の他に、プレゼンテーション資料の効果的な作り方についての授業を行いました。実際に高校生が作ったスライドを見ながら、文字の大きさや背景の色など離れて見る人が見やすいスライドを作るテクニックを伝授しました。その後は実際に小学生が作っているスライドを一緒に確認しながらアドバイスをするなどこれまでの経験を活かして交流を図りました。

 小学生は元気いっぱいで積極的に話してくれたのでスムーズに進行することができました。終了後、高校生からは「大事なことは小学生の顔を見て伝えることができた。」「自分で考えて活動する力が身に付いたと感じた。」「小学生が目を見て話を聞いてくれたり、相づちを打ってくれたり、積極的に手を挙げて発言してくれたのでやりやすかった。」という感想が聞かれました。

 高校生にとっては、小学生を相手に授業をするという初めての機会でしたが、相手に伝わるための話し方、表情、語彙力を磨くための良い機会となりました。練習では緊張していた生徒たちも、当日は教える立場として堂々と振る舞えていた姿に成長を感じました。今後もさまざまな実践を通し、発信力や思考力を伸ばしていきたいと思います。

2023/12/11 利尻高校生オリジナルかるた・絵本の製作

商業科3年生は課題研究の時間で4月から絵本とかるたを作成しています。
 作成のきっかけは、商業科が無くなってしまうかもしれないということでした。そのため、商業科の活動を「何か残したい」「知ってもらいたい」「忘れないでほしい」という10人の想いが形になっています。
 絵本チームは4人で更に2つのチームに分かれて、絵本を作成しています。どちらの絵本も、利尻らしい要素がたくさんあり、親しみやすい絵本になっています。物語の構成や文字の見やすい書き方、キャラクターの使用許可、内容にあった絵などを初めてのことばかりですが取り組んで来ました。

 かるたチームは6人で作っており、読み札と絵札を1から作成しています。読み札には、それぞれ自分の幼少期の思い出を入れ、絵札は読み札にマッチしたもので利尻要素満載な仕上がりになっています。

 作業は終盤になりつつあります。かるたチームは12月16日に利尻高校でかるた大会を小学生を対象に実施、絵本チームは1月28日に交流促進施設どんとにて読み聞かせを実施の予定になっています。残り少ない時間ですが、より良いものにできるように取り組んで参ります。(文章担当:3年B組代表生徒)

2023/10/28 第10回利高商業フェア終了

 今年で10回目となる利高商業フェアが無事に終了いたしました。今年は、利尻町、利尻富士町の両町で開催し、たくさんの皆様にご来場いただきました。また、キッズ販売員として19名の小学生が元気にお客様を迎えてくれました。本当にありがとうございます。
 今年のテーマは昆布ロード(北前船)です。利尻昆布がはるばる北海道から大阪・沖縄まで運ばれ、「だし文化」が花開いたのは江戸時代から日本海沿岸を行き来した北前船のお陰だと言われています。この北前船の寄港地となった20の都道府県から選りすぐりの商品を仕入れました。生徒は4月から商品の選定や仕入、販売準備などを進めてきました。企業へ直接電話をかけたり、商品の魅力を大勢の前でプレゼンテーションするなど緊張する場面も乗り越えて、当日を迎えました。全員が販売員とレジ担当となり、1人で2役以上を経験する大忙しの1日でした。ここで注目したいのは、生徒の自主性と行動力です。販売準備や会場レイアウトの当日変更など、店長(生徒代表)が主体となってアイディアを出し合い、そのつどブラッシュアップしていきました。お客様が見やすく、買い物をしやすいように自分たちで考え、行動している姿はとても頼もしく見えました。
 今回の経験を活かし、さらに個々が進化していけるよう頑張っていきます。ご来場・ご協力いただいた地域の皆様、誠にありがとうございました。

 

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