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商業科

2024/01/23 高校生主催のかるた大会を実施しました!

 商業科の3年生が作成したオリジナルかるたを使ったかるた大会を12月16(土)に開催しました。参加してくれた小学生は21人で、目標にしていた20人を達成することができました。当日の準備と運営はすべて生徒が担当しました。床に敷くカーペットの手配から参加賞の買い出し、受付の準備、トーナメント表の作成など限られた時間でやることがたくさんありましたが、分担しながら何とか当日を迎えることができました。

 大会は3人1チームで低学年と高学年に分かれて対戦。時折歓声が上がるなど白熱した戦いが繰り広げられました。今回作成したかるたは利尻の自然や歴史、食文化をもとにしているので、「食べたことある!」「行ったことあるよ!」という会話をしながら楽しく遊べたことが大変良い思い出となりました。

 かるたが完成するまでにかかった期間は9ヵ月間。作成に関わった生徒は6人。全員で協力し、読み札の文章やイラストを何回もやり直しながら試行錯誤してやっと完成できたので、とても愛着のある作品となりました。その作品を使って小学生が楽しんでくれたことは高校生にとって大きな喜びであり、達成感を味わうことができました。今後も各小学校に寄贈する「利尻かるた」で児童の皆さんが楽しく遊んで、利尻のことにもっと興味を持ってくれることを期待しています。

 最後に、申し込みをしてくれた小学生の皆さん、高校までお子さんを送迎をしてくださった保護者の皆様、カーペットの借用に関わってくださった利尻町教育委員会の皆様、本当にありがとうございました。

2024/01/22 沓形小学校でパソコンを教えてきました!

 12/11(月)に、利尻高校の1・2年生が沓形小学校に行ってきました。目的は、商業科の強みであるパソコンのスキルを活かし、小学生のうちから身に付けて欲しい入力方法について授業を行うためです。

 高校1年生6名は3年生の授業を担当。指を最初に置く位置を確認したり、すばやく効率の良いホームポジションを意識した入力方法を一緒に練習しました。また、タブレットのアプリを使って言葉で会話をするときは、投稿する時も、見るときも誤解のないように落ち着いて伝え合うことの大切さを話しました。

 高校2年生6名は4年生を担当。ホームポジションの練習の他に、プレゼンテーション資料の効果的な作り方についての授業を行いました。実際に高校生が作ったスライドを見ながら、文字の大きさや背景の色など離れて見る人が見やすいスライドを作るテクニックを伝授しました。その後は実際に小学生が作っているスライドを一緒に確認しながらアドバイスをするなどこれまでの経験を活かして交流を図りました。

 小学生は元気いっぱいで積極的に話してくれたのでスムーズに進行することができました。終了後、高校生からは「大事なことは小学生の顔を見て伝えることができた。」「自分で考えて活動する力が身に付いたと感じた。」「小学生が目を見て話を聞いてくれたり、相づちを打ってくれたり、積極的に手を挙げて発言してくれたのでやりやすかった。」という感想が聞かれました。

 高校生にとっては、小学生を相手に授業をするという初めての機会でしたが、相手に伝わるための話し方、表情、語彙力を磨くための良い機会となりました。練習では緊張していた生徒たちも、当日は教える立場として堂々と振る舞えていた姿に成長を感じました。今後もさまざまな実践を通し、発信力や思考力を伸ばしていきたいと思います。

2023/12/11 利尻高校生オリジナルかるた・絵本の製作

商業科3年生は課題研究の時間で4月から絵本とかるたを作成しています。
 作成のきっかけは、商業科が無くなってしまうかもしれないということでした。そのため、商業科の活動を「何か残したい」「知ってもらいたい」「忘れないでほしい」という10人の想いが形になっています。
 絵本チームは4人で更に2つのチームに分かれて、絵本を作成しています。どちらの絵本も、利尻らしい要素がたくさんあり、親しみやすい絵本になっています。物語の構成や文字の見やすい書き方、キャラクターの使用許可、内容にあった絵などを初めてのことばかりですが取り組んで来ました。

 かるたチームは6人で作っており、読み札と絵札を1から作成しています。読み札には、それぞれ自分の幼少期の思い出を入れ、絵札は読み札にマッチしたもので利尻要素満載な仕上がりになっています。

 作業は終盤になりつつあります。かるたチームは12月16日に利尻高校でかるた大会を小学生を対象に実施、絵本チームは1月28日に交流促進施設どんとにて読み聞かせを実施の予定になっています。残り少ない時間ですが、より良いものにできるように取り組んで参ります。(文章担当:3年B組代表生徒)

2023/10/28 第10回利高商業フェア終了

 今年で10回目となる利高商業フェアが無事に終了いたしました。今年は、利尻町、利尻富士町の両町で開催し、たくさんの皆様にご来場いただきました。また、キッズ販売員として19名の小学生が元気にお客様を迎えてくれました。本当にありがとうございます。
 今年のテーマは昆布ロード(北前船)です。利尻昆布がはるばる北海道から大阪・沖縄まで運ばれ、「だし文化」が花開いたのは江戸時代から日本海沿岸を行き来した北前船のお陰だと言われています。この北前船の寄港地となった20の都道府県から選りすぐりの商品を仕入れました。生徒は4月から商品の選定や仕入、販売準備などを進めてきました。企業へ直接電話をかけたり、商品の魅力を大勢の前でプレゼンテーションするなど緊張する場面も乗り越えて、当日を迎えました。全員が販売員とレジ担当となり、1人で2役以上を経験する大忙しの1日でした。ここで注目したいのは、生徒の自主性と行動力です。販売準備や会場レイアウトの当日変更など、店長(生徒代表)が主体となってアイディアを出し合い、そのつどブラッシュアップしていきました。お客様が見やすく、買い物をしやすいように自分たちで考え、行動している姿はとても頼もしく見えました。
 今回の経験を活かし、さらに個々が進化していけるよう頑張っていきます。ご来場・ご協力いただいた地域の皆様、誠にありがとうございました。

 

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