学校行事
2024/12/17 沓形小と利中で体育の交流授業を実施しました
本校の3年普通科の選択授業として「生涯スポーツ」という保健体育科の科目があります。この科目を選択している生徒8名が、近隣の沓形小学校と利尻中学校を訪問し、一緒にスポーツを通して交流しました。
沓形小学校の5・6年生との授業では、「ボッチャ」という競技を一緒に楽しみました。「ボッチャ」とは、1番最初に投げた白いボールを目標として、どれだけ近くに自分のボールを投げられるかという競技で、パラリンピックの正式種目に採用されています。最初の挨拶から進行、競技のルール説明など全てを高校生が担当し、教師役として模擬授業を実践しました。最初はお互いに緊張していましたが、一緒にゲームをすることで笑顔も増え、ゲームは大いに盛り上がりました。
利尻中学校では2年生と一緒に「ゴールボール」をしました。「ゴールボール」は、目隠しをした状態で鈴の入ったボールを投げ合い、ゴールを多く決めたチームが勝利という、パラリンピック特有のスポーツです。鈴の音を頼りにボールの動きを読む競技のため、試合中は静寂が求められます。中学生にとっては初めて体験するスポーツで、目隠しをして行うスポーツにとまどいもありましたが、高校生の説明をすぐに理解して積極的に行動してくれました。
今回の交流授業では、高校生が初めて体育の授業を運営しました。この日の授業のために生徒は、小学生と中学生に伝わりやすい表現の方法やスムーズな進行について話し合いながら準備を進めてきました。当日はとまどう場面もありましたが、臨機応変に対応するなど学ぶことが多い機会となりました。この度の交流事業にご協力いただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
欠席・遅刻に関する連絡は、安心メールにてご連絡ください。
詳細は以下の資料をご確認ください。
本校3年生長森朝君がデザイン・
製作を担当してくれました。
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