学校行事

【交流授業】利尻町立沓形小学校1年生と豆腐ドーナツ作りを行いました。

 12月17日(水)の5時間目、利尻町立沓形小学校の1年生12名が本校を訪れ、高校3年生「フードデザイン」選択者との交流授業を行いました。

 今回は高校生が活動の企画・運営を担い、小学生と一緒に「豆腐ドーナツ」作りに挑戦しました。高校生たちはこの日のために、「どうすれば小学生が楽しく作れるか?」「短い時間で簡単に、かつ安全に作れるレシピは何か?」を一生懸命考えて準備してきました。

 当日は、高校生が優しくアドバイスを送りながら、生地をコロコロと丸める作業に大盛り上がり。小学生が一生懸命形作ったドーナツは、高校生が責任を持って揚げていきました。「がんばれー!」という小学生からの応援に、高校生も思わず笑顔になり、癒やされながら作業を進めていました。あちこちで楽しそうな笑い声が響く、賑やかな1時間となりました。

 「自分で作れた!」という達成感が、食への興味や「料理を作る楽しさ」につながれば嬉しいです。沓形小学校1年生の皆さん、ありがとうございました!

 

令和7年度いのちの教室を実施しました。

 本校では、将来を担う生徒が「自分自身を大切にし、他者を尊重できる力」を育むことを目的として、毎年1学年対象に性教育講話を実施しています。

 今年度も12月2日(火)3~4時間目、利尻町役場保健課保健指導係 保健師 齊藤 里奈 様をお招きし、「いのちの教室~考えてみよう、性と生~」というテーマで授業を行いました。今回で3回目となります。

 講話では、生徒が自分の将来を思い描きながら、性に関する正しい知識や、困ったときに相談できる場所について学ぶことができました。齊藤様からは、自分の意思を大切にすることや、相手を尊重する姿勢についても分かりやすくお話しいただきました。

 生徒からは、

 「自分も大人になったらちゃんとがん検診を受けようと思った。」

 「学生にも頼れる場所がたくさんあることを知った。」

 「自分の気持ちを言葉にすることや、相手を尊重することを大事にしたい。」

 といった声が寄せられ、学びを自分ごととして受け止められていることがうかがえました。

 今後も、生徒が安心して学び、自分と他者を大切にできる環境づくりを進めてまいります。

保育基礎 子どもふれあい体験学習を実施しました。

 12月5日(金)、沓形保育所のご協力のもと、2年「保育基礎」選択生徒4名と幼児との「子どもふれ合い体験学習」を実施しました。

 生徒たちは1人1クラスを担当し、それぞれの年齢の発達段階や特徴に応じた企画を事前に計画・準備しました。0歳児にはペットボトルにビーズを入れた手作りおもちゃの制作を、1~2歳児は感触を楽しむフィンガーペイントを、3~4歳児は創造性を育むおりがみ制作を、そして5歳児はルールを学べる整列ゲームを行いました。

 最初は緊張した様子の生徒たちでしたが、自分たちが一生懸命考えて用意した企画を、身振り手振りを交えて熱心に子どもたちに伝える姿が印象的でした。子どもたちの屈託のない笑顔や、真剣に取り組む姿に触れ、生徒自身も大きな喜びと学びを得ることができました。

 ご協力いただきました沓形保育所の皆さま、ならびに利尻町役場をはじめとする関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 

見学旅行

9月23日から27日にかけて、2学年は京都・大阪へ見学旅行に訪れました。

24日目の関西自主研修では、怪我無く班ごとに目的地へ訪れることができました。

25日目のユニバーサルスタジオジャパンでは、それぞれアトラクションを堪能した後、たくさんのお土産を買っている様子が見られました。

26日目の大阪万博では、多くの観光客がいる中でも各自パビリオンの見学や大屋根リングで景色を一望するなど、満喫した様子でした。

4泊5日と短い期間ではありましたが、貴重な経験をすることができました。

令和7年度インターンシップを実施しました

 10月7日(火) 1年生を対象にインターンシップを実施しました。

ねらい・目的は、職業観を身に付け進路意識を醸成すること、そして勤労体験を通し社会人として

のマナーを身に付けることです。自己紹介書の作成や訪問前挨拶など事前の準備から当日の現場実習

まで様々な体験を通し「働くこと」について多くの学びを得た様子でした。

 改めまして、実習先の事業所のみなさまには、多くのご支援、ご協力をいただき、誠にありがとう

ございました。

  

利尻富士町立鴛泊中学校 利尻礼文消防事務組合消防署 長生堂寺嶋菓子舗

 

【お世話になった事業所】

利尻町

利尻町役場、利尻礼文消防事務組合消防署、利尻町立沓形保育所

利尻島国保中央病院

利尻富士町

利尻富士町立鴛泊中学校、利尻富士町立鴛泊保育所、長生堂寺嶋菓子舗

稚内信用金庫利尻富士支店

 

 

 

 

 

 

【生徒の振り返り(原文まま)】

・島で働くことは考えていなかったけど、今回のインターンシップを経て、大学を卒業して資格を

 とって島に戻ってきたいなと思いました。

・もっと多くの経験を積んで自分に自信を持てるようにしていきたいと思いました。

・想像よりも大変な仕事だと気付いた部分が多かったけど、やりがいも大きく、将来の仕事の

 イメージをもつことができました。

【事業所からいただいた評価(一部抜粋)】

・積極的に質問をし、受け応えもはっきりしており、職員ともコミュニケーションをしっかりと

 取れていました。

・リーダーシップをとり、応対も社交的で、とても好感が持てました。

利高出前ラボ

 9月26日(金)に第3学年「自然科学探究」履修生徒2名が利尻中学校で出前授業を行いました。

 生徒は、この日のために実験と発表の準備を重ね、中学生に向けて授業を行いました。

 寺田さんは「水中シャボン玉」について、近江さんは「大気圧」について実験と発表を行いました。

 中学生は初めて見る実験に目を輝かせていました。

 今後も身の回りの自然現象に関する出前授業を行っていきたいと考えています。

第1学年 島内(利尻富士町)事業所見学会

 9月24日(水)に第1学年の生徒が利尻富士町にある4つの事業所を見学しました。

 利尻空港管理事務所では、保安検査業務について学び、空港内の案内をしていただきました。飛行機専用の消防車や荷物運搬車などを間近で見ることができ、とても貴重な経験になりました。

 鴛泊保育所では、お誕生会の様子を見学しました。子供たちと一緒に、ゲームや読み聞かせに参加することができました。

 利尻富士役場では、職場の雰囲気を感じ、役場業務への理解を深めることができました。また、展望台から屋上に出て、利尻富士町の景色を堪能できました。さらに、議場にも入ることができ、議員の方々になった気持ちを味わうことができました。

 午後からは鬼脇地区にある秀峰園を見学しました。寝ながらお風呂に入ることができる装置など、最新の装置を見ることができました。生徒たちからは「施設の設備が充実していて、安心して生活できる場所だ。」という声も聞こえてきました。

 普段は気づかなくても島内には様々な事業所があり、多くの方々が働いていることを実感することができました。

 自分自身の職業適性や将来設計について、主体的に考えるよい機会となりました。ご協力いただきました各事業所の皆様ありがとうございました。

2025/08/27 生徒会役員選挙

熱意あふれる生徒会役員選挙

 2025年8月27日、本校体育館にて、令和7年度の生徒会役員選挙を実施しました。候補者は、利尻高校をより良くしたいという熱い思いを胸に、自身の公約を堂々と語りました。演説中は、真剣な眼差しで耳を傾ける生徒たちの姿が見られ、学校の未来を自分たちで築こうとする強い意志が感じられました。

 投票は、利尻町役場から実際の選挙で使用される記載台と投票箱をお借りして行いました。本物の選挙を意識した厳粛な雰囲気の中、生徒一人ひとりが今後の学校のことを真剣に考え、一票を投じました。

 今回の選挙は、生徒たちが学校自治に参加する意識を高める貴重な機会となりました。選出された新生徒会役員の活躍に期待するとともに、全校生徒で協力して素晴らしい学校を創り上げていきましょう。

 

生徒会役員選挙の様子

生徒の様子.pdf

第66回利高祭

 7月19日(土)・20日(日)は利高祭が行われました。

 あいにくの天気のため、仮装パフォーマンスは野外での発表はできず、本校体育館での発表となりました。会場が変更になりましたが、これまでの練習の成果を多くのお客様を迎えて発表することができ、生徒たちも満足した様子でした。1日目は他にも生徒会執行部が準備した「ジェスチャーゲーム」、「教えて安藤先生(クイズ)」、「ドキドキ!借り人競争」「言の葉探し(謎解きゲーム)」などの生徒会企画があり、大変盛り上がりました。特に、「言の葉探し」では、隠されたヒントを探すために学校中を探し回り、チームで協力する姿が印象的でした。

 2日目は一般公開が行われ「吹奏楽部の演奏」「クラス発表」「教室展示」「ちびっこ広場」で楽しい1日を過ごしました。さらに今年は「かわちゃん堂様」と「PIT様」ご協力のもと、キッチンカーによる出店もあり、充実した学校祭となりました。

 「青春フルスロットル」の言葉のとおり、一人ひとりの笑顔と輝きがあふれる2日間となりました。

2025/06/13 ふるさと教育「全島一周」

 2025年6月1日(日)、ふるさと教育の一環として、利尻高校の生徒たちが「利尻島一周悠遊覧人G」に参加しました。生徒たちは、53.7kmコース(参加38名、完走21名)、14.1kmコース(参加4名、完走4名)、そしてボランティア活動(7名)の3つの部門に分かれて、それぞれの目標に挑みました。

 今年は場所によっては強風が吹いたものの、一日を通して暖かく、ランナーにとって走りやすい絶好のコンディションとなりました。中には暑さを感じる生徒もいる中で、完走率は55.2%を記録し、半数以上の生徒が最後まで見事に走り抜きました。

 完走した生徒からは、「自分の足で利尻島を一周して、改めて利尻の大きさや雄大さを実感できた」「地域の方や島外の方と励まし合いながら走ることができた」「利尻の自然の綺麗さを改めて実感できた」といった声が聞かれました。この経験を通して、生徒たちは利尻島の魅力や地域の方々の温かさに触れ、郷土愛や醇風剛健の精神を育む貴重な機会となりました。

 今年は、昨年まで実施していたオリジナルドリンクに代わり、ランナーに向けた応援メッセージ入りのカードを配布しました。カードを受け取ったランナーからは多くの感謝の言葉が寄せられ、作成・配布した生徒たちも「作ってよかった」「感謝の言葉をいただけて嬉しかった」と、活動を振り返る良い機会となりました。

 また、商業科閉科記念として、商業科の生徒がデザインを考案した「ゆたかアメ」を配布しました。ランナーの皆さんからは「ありがとう!」「こんなにもらって良いの?」といった感謝や驚きの声が多く聞かれ、商業科の生徒たちも「作ってよかった」と活動を振り返り、ランナーとの交流を深める素晴らしい機会となりました。

 本校のふるさと教育「全島一周」の実施にあたり、保護者の皆様には、ボランティア活動や沿道での温かい応援など、多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また、悠遊覧人G実行委員会をはじめ、大会運営に携わられたすべての皆様に、重ねて感謝申し上げます。

 今大会では、2年A組の入井綾花さんが、53.7kmコースにおける中高生女子の部で優勝し、悠遊覧人G実行委員会から表彰を受けました。また、閉会式では、53.7kmを完走した3年A組の下江咲笑さんが代表挨拶を務めました。

 利尻高校は、今後も利尻の魅力を島内外に後世まで伝えられる生徒、利尻を愛し誇りに思う気持ちと広い視野を持つ生徒、そして未来をたくましく生き、地域の創生・発展に貢献する生徒を育む「ふるさと教育」を積極的に推進してまいります。

 

◎53.7kmコース 校内1位(男女別)
 〇男子1位 1A 天内 颯斗  7時間18分51秒

 〇女子1位 2A 入井 綾花  7時間09分08秒

 

生徒の様子についてはこちら→R7_第23回利尻島一周悠遊覧人G【生徒の様子】.pdf