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2024/01/22 沓形小学校でパソコンを教えてきました!

 12/11(月)に、利尻高校の1・2年生が沓形小学校に行ってきました。目的は、商業科の強みであるパソコンのスキルを活かし、小学生のうちから身に付けて欲しい入力方法について授業を行うためです。

 高校1年生6名は3年生の授業を担当。指を最初に置く位置を確認したり、すばやく効率の良いホームポジションを意識した入力方法を一緒に練習しました。また、タブレットのアプリを使って言葉で会話をするときは、投稿する時も、見るときも誤解のないように落ち着いて伝え合うことの大切さを話しました。

 高校2年生6名は4年生を担当。ホームポジションの練習の他に、プレゼンテーション資料の効果的な作り方についての授業を行いました。実際に高校生が作ったスライドを見ながら、文字の大きさや背景の色など離れて見る人が見やすいスライドを作るテクニックを伝授しました。その後は実際に小学生が作っているスライドを一緒に確認しながらアドバイスをするなどこれまでの経験を活かして交流を図りました。

 小学生は元気いっぱいで積極的に話してくれたのでスムーズに進行することができました。終了後、高校生からは「大事なことは小学生の顔を見て伝えることができた。」「自分で考えて活動する力が身に付いたと感じた。」「小学生が目を見て話を聞いてくれたり、相づちを打ってくれたり、積極的に手を挙げて発言してくれたのでやりやすかった。」という感想が聞かれました。

 高校生にとっては、小学生を相手に授業をするという初めての機会でしたが、相手に伝わるための話し方、表情、語彙力を磨くための良い機会となりました。練習では緊張していた生徒たちも、当日は教える立場として堂々と振る舞えていた姿に成長を感じました。今後もさまざまな実践を通し、発信力や思考力を伸ばしていきたいと思います。