校訓

「醇風剛健」 (じゅんぷうごうけん)
 純粋で温かく、人情味のある豊かな心を持った人間、そして如何なる困難にも打ち克つ
 たくましい心と体、それは利尻の風土に培われた利尻高校生の誇るべき気質である。
                      (昭和56年4月7日制定)

校歌

作詞 大 塚  盈    作曲 津 田  甫

 一 秀霊の富士はそそりて   湧く雲の近きこの丘
   遠大の理想とともに    その資性来たりて磨く
   あゝ生新の朝をここに   利尻高校我等謳わん

 二 清澄の空に枝して     松青く匂うこの道
   敬愛の信を胸に      その志操保ちて結ぶ
   あゝ醇風の誇りをここに  利尻高校我等興さん

 三 澎湃と潮は満ちきて    打つ濤の飛沫くこの海   
   剛健の気魄を常に     その正義徹して守る
   あゝ栄光の世紀をここに  利尻高校我等創らん

                 (昭和39年6月1日制定)

校章


1 輪郭  山型は、郷土の誇りである利尻富士を象徴し、我々があの山のような高い理想をもって清らかな心と強い意志とを

      養おうとする意欲を表している。

2 柏葉  柏葉は常緑喬木であり、三つを配したのは、「不変の節操」「真理の探究」「健康」を意味する。これらは同時に、

      我々が常に良い校風を育てつつ、それを後輩に伝えようとする意欲をも意味する。
  ペン  ペンは、平和文化の象徴であり、三つ配したのは、「英知」「博愛」「勇気」を意味し、日本の次代を担う若人とし

      て学び取るべき三つの目標を指示している。

3 金色  高の金色は、やがてかく光るべき玉を抱く若人が、今歩みつつある道こそ栄光への大道こそ栄光の大道であるという

      自覚と理想を表し、周囲の燻し銀色は謙譲の心を意味する。即ち常に謙譲の心を忘れることなく未来の燦然たる栄光

      あるを信じ、励精すべきを意味する。
                         (昭和32年10月1日制定)
                        (昭和63年4月デザイン改訂)