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ふるさと伝習

令和8年度 ふるさと伝習(講演会)を実施しました!

 5月20日(水)、利尻山岳会会長の渡辺敏哉様をお招きし、「利尻島の魅力について」を演題に講演会を行いました。

 今回の講演では、見る方角によって姿を大きく変える利尻山の特徴についてお話しいただきました。なめらかな北側に比べ、南側は放射状岩脈という形をしていること、山頂や仙法志など3箇所にあるローソク岩は登ることができるものの雪が解ける際に岩を砕き荒々しい姿になることなど、利尻山のダイナミックな地形の秘密を教えていただきました。また、利尻に生息する貴重な動植物の生態についても深く学びました。天然記念物クマゲラとフクロウとの関係や、夏に子育てにやってくるコマドリの話など、興味深い話に生徒たちは一様に引き込まれていました。そして、山頂付近で見られる多様な高山植物、留萌の水平線まで見渡せる絶景など、写真や音声を交えてたくさんの地域資源を紹介していただきました。

講師の利尻山岳会会長 渡辺敏哉様

コマドリクマゲラアイヌの女性の顔に見える利尻山山頂のローソク岩山頂付近に咲くリシリヒナゲシ

  今回の講演で多くの生徒が利尻山の魅力について理解を深めることができました。6月27日(土)には実際に利尻山への登山を予定していますが、事前学習を経て、今から当日がとても楽しみになりました。学んだ内容をしっかりと活かして安全に登山へ臨みたいと思います。 今回の講演実施にあたり、貴重なお話をしてくださいました渡辺様のご協力に心より感謝申し上げます。

[生徒の感想](抄)

・ローソク岩は1本だと思っていたので、3本もあることに驚きました。長年住んでいても知らないことばかりでとても勉強になりました。
・朝の山頂から礼文島まで届く影や、留萌の水平線まで見える景色を自分の目で見てみたいです。
・貴重な鳥であるクマゲラが利尻に50〜60羽もいることを知りました。また、ティファニーの表紙の色がコマドリの卵の色で、コマドリは幸福を運ぶ鳥と言われていることを初めて知りました。
・7〜8合目や9合目から山頂までが特にきつかったりすると聞いたので、体力をつけて登山に挑みたいです。
・利尻山の神様がアイヌの女性と言われているという話が面白かったです。
・冬になると登山コースが広がってスキーやボードが楽しめるなど、利尻山には1年中楽しいアクティビティがあることを知りました。1年間を通して楽しめることこそが利尻山の魅力だと感じました。

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2025.11.12 ふるさと伝習

 11月12日(水) 利尻町立博物館 学芸員 佐藤 雅彦様をお招きし、「島が与えてくれたもの」を演題に講演会を行いました。

 佐藤様が利尻島で学芸員として働くことになったきっかけから、本校生徒に今後の生活で大事にしてほしいことなど様々な内容で講演をいただきました。学芸員として勤めていく中で、利尻島でしか確認されたことのないハエの仲間を探すために来島されたドイツの研究者との出会いや、交通事故で死亡したキタクビワコウモリをきっかけに日本におけるコウモリ研究の第一人者でおられる前田 喜四雄先生との出会いなど、利尻島が様々な人との出会いをもたらし、人生を豊かにしてくれたことを述べてくださいました。また、湯川 秀樹博士の書「君子学則愛人」が仙法志中学校に掲示されていた経緯について講演してくださり、かつて仙法志中学校の設立に尽力した井田 定勝仙法志村村長が「自己の生活に科学性を持ってほしい」という思いから湯川氏へ直談判しに東京まで伺ったことについて教えていただきました。この言葉は現代社会において、非常に重要であるとともに考えさせられる内容であったと感じました。

【生徒の感想】

・他者のために行動する姿は理想にするべき働き方だと考えました。

・やはり都会がいいなとあこがれる瞬間がありましたが、話を聞いて利尻での出会いや発見を知って、利尻の魅力を感じました。

・色々な経験をするために利尻以外の場所にもたくさん行きたいと思った。出会いは人生を大きく変えてくれるので、様々なことにチャレンジしていきたいと思った。

・多くのことに感謝することが大切であると学びました。

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ふるさと伝習2024

2024/11/19 ふるさと伝習(講演会)

 11月13日(水)、株式会社 膳 代表取締役社長 小坂善一様をお招きし、「利尻島の水産業について」を演題に講演会を行いました。

 利尻島の漁業の歴史を紐解きながら、現在の漁業の状況や課題、そして未来に向けての取り組みについてご講演いただきました。ニシン漁の栄枯盛衰を辿り、現在は利尻昆布やウニを中心にタコやナマコ、ホッケなど様々な魚種が漁獲されており、近年は市場が高騰しているとのことでした。しかし、漁業者の高齢化と減少が深刻化する利尻島では、揚げ量の減少や関連産業の衰退、また、観光客の減少により地域経済全体に影響を与えていると教えてくださいました。その対策として、新規漁業就職者の受け入れ支援を実施していることや新3K「格好良く、稼げて、革新的」を掲げ、利尻の漁業を盛り上げる取り組みが行われているとのことでした。最後に、高校生への思いを述べられ、「何事にも挑戦して欲しい」、「利尻の魅力を感じ、後世に残していってもらいたい」とおっしゃっていました。

 今日の講演会を通じ、多くの生徒が利尻島における漁業について新たな発見をすることができました。小坂様ならびにノースフラッガーズの皆様のご協力に感謝申し上げます。

   

[生徒の感想](抄)

・漁業について、身近にあるものの深い関心を持つことがなかったので、聞くことすべて新鮮で楽しかったです。

・漁師の仕事、島との深い繋がりを感じることができ、この島になくてはならない存在だと再確認できました。

・何事にも挑戦し、経験を積みながら島に貢献できる人になりたいなと思いました。

・昔からウニ、昆布、ニシン漁が中心だと思っていたが、ウニ漁は最近になってからというのを知り驚きました。

・利尻の漁師の人口減少によって漁業がなくなると思うともったいないと思った。

・利尻の代表的なものはやはり海産物だと改めて感じ、これからも守っていくのが大切だと思った。

・夏は昆布干しを嫌々手伝ってしまっているから、利尻の強みと考え頑張って手伝おうと思った。

・利尻の漁業は本州の食を支えている素晴らしいものだと改めて実感できました。

・漁師さんの減少によってどんな影響をもたらすのか知ることができて良かった

・漁業フェアや出前授業をしているのは知っていたが、新3Kを掲げ取り組んでいることや、東京でPRしているのは初めて知った。

・利尻を支えているのは観光業だけでなく、漁業もとても大きいから、高校でも漁業をPRできる活動をしたら良いと思いました。

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